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【社会人講話】6年間の引きこもりを経て行政書士に 久保裕美さん

更新日:2022年9月10日


8月18日に、社会人講話として行政書士の久保裕美さんにお話しいただきました。久保さんは、20代の時に半径5m以内に人に近づいてほしくないほど、人と接するのが嫌で人を愛せなかったそうです。 「何も見たくない。話も聞きたくない...」 そんなことを考えていたら、思っていたことが実現し、目が見えなくなり、耳が聞こえなくなったりしていったそうです。 声も出なくなり、耳はかすかな音しか聞こえなくなり、食欲や体力も落ち、歩く気力もなく、寝たきりの状態になりました。次第に、会話するときは、瞬きで答えるような状態になっていきました。 「私は肉の塊。何のために生きてきたんだろう」

28歳の時から6年間、天井を見るか雲を見るかだけの生活が続きました。


「人の助けがないと私は生きられない」 引きこもる生活の中で、人間嫌いだった久保さんの人生観が変わり始めます。そして、次第に“感謝”の思いを抱くようになりました。 「私は傲慢だったな。いろんな人の支えのおかげで生きているんだ。このままじゃいけない」 久保さんは、会社の面接を受け、仕事をし始めます。体も弱くなっていましたが、出社するうちに体も慣れ、仕事に面白さを見出してきます。そのうち、仕事を任されるようになり、問題を抱える社員の相談窓口の部署を設置することを申し出て、窓口担当として切磋琢磨しました。 「人のために私は働ける。人を愛せるようになった」


その後、叔父の看病のために県外で長期間、ゲストハウスに宿泊したことを機に、地元の天草でゲストハウス事業を展開したり、掃除と片付けの専門店を開設したりと幅広く活動されます。そして、父親が司法書士だったことから、50歳で人生を変えようと、周りからの後押しもあり、行政書士の資格を取得しました。


「私は人のお世話が好きなのかもしれません。そして、人のために動くことが自分の仕事の原動力となっています」


現在の久保さんの目標は、司法書士の資格を取ること。


「何歳からやっても遅くはないんです。その時、やりたいと思ったことをやるだけ。私がたくさんの人に支えられたように、私も人のためにこれからも自分の力を生かして尽くしていきたいです」 明るい久保さんのイメージとは違い、苦しい思いをしながらも、努力を惜しまない姿勢にメンバーさんもスタッフも心を打たれた様子でした。 100年ボンドでは、これからも社会人講話として多様な人の人生の歩みをお話していただきます。興味のある方は、ぜひお越しください。また、ボンドで自身の経験や思いを共有したい方もぜひご連絡ください。


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