

農福連携の経験を地域コミュニティづくりにつなぐモデル事業
休眠預金活用事業の実行団体『一般社団法人オルタナ』から事業遂行の為に独立した100年ボンドが2022年度実施いたしました。
事業の概要
現在、少なくない障がいをお持ちの方が社会参加出来ない状況が続いています。それは、障がい者と社会参加をするための「居場所」とを結びつけるしくみがまだまだ不⼗分だからです。障がい者が誰に相談すればいいか分からないということも理由の⼀つです。これを解決するためには、結びつける役割の「相談⽀援」が必要なのですが、現在のフォーマルなしくみだけでは⾜りません。私たちは、これまで取り組んできた農福連携の経験により、まず「居場所」となるコミュニティ農園を設け、「居場所」とのマッチングを担う「相談⽀援」のあり⽅について問い直そうと考えました。具体的には結び⼿のことを「相談⽀援者」と位置付け、ネットワークをつくり、さらに「拠点機能」となるプラットフォームを設けることにしました。
事業説明
コミュニティ農園/ボンドファーム構造図
活動記録
苗を植える
2022年4月23日
葡萄の苗を植えました。全てはここから始まりますね。この作業は未来への投資しっかりと葡萄が実っているイメージをしながら丁寧に苗を植えました。

植木市で植物を品定め
2023年2月14日
コミュニティ農園に植える樹木や苗を購入しました。実がなる木は季節を感じさせてくれて喜びを与えてくれます。クヌギは夏の暑い日の木陰をつくってくれます。どこにどの木を配置するかイメージしながら樹木を選定しました。

耕作放棄地の整備をしました。
2023年2月17日
何年も使用していない畑はクズの根がいっぱいでした。トラクターの刃に絡みつくカズラを外しつつ少しずづ整備を行いました。

畑でおにぎり
2022年11月4日
収穫したお米でおにぎりを皆んなで食べることは至福のひととき。おにぎりってこんなに美味かったんだなぁって思いました。

先人の知恵と苦労を体験してみました。
2022年10月31日
稲刈りはもちろん手刈りの掛け干しで行いました。そこまでしたんだったらと農家さんが脱穀機でやってみる?とゆう事でチャレンジしました。なかなか作業が進まず、悪戦苦闘しながら一竿分だけがやっと終わりました。先人の知恵と苦労を体験した1日でした。

地域食堂ボンドカリー
2023年3月29日
100年ボンドの新しいチャレンジです。坪井の訓練室を地域食堂にしてランチを提供します。①地域の方々気軽に来れるように500円から食べれるように。②コミュニケーションを学べる職場としての仕組みづくり③毎日、再現できるようなメニュー開発を念頭に構想を練りました。4月OPEN予定

コンポストで生ゴミを堆肥化
2023年2月1日
毎日の調理で出てくる生ゴミはコンポストで堆肥化します。土壌微生物は1グラムに100億匹いるそうです(染谷先生に教わりました)その微生物にとって生ゴミはエサになります。捨てずに生かすことはSDGSにも繋がります。

アロマの先生を招いて植物の力を学ぶ
2023年2月16日
平川友紀さんをお招きしてアロマ効果の講義と自分にあったアロマブレンドワークを行いました。コミュニティ農園でもアロマ栽培をするぞ!

土壌微生物講座を開催しました。
2023年2月18日
佐賀大学名誉教授の染谷先生を招いて全15回で土壌微生物講座を実施しました。有機栽培をするには微生物を知る事も大切です。貴重な講座はアーカイブにして繰り返し皆んなで勉強したいと思っています。興味のある方は連絡ください。

コーヒー豆を焙煎してみた。
2022年10月1日
コーヒー豆を自分で焙煎して飲むのって、自分で栽培した野菜を食べるのと同じ感動が湧き上がります。出来ないって思っていたことをやるのは感動体験です。皆さんもできるように準備中です。

稲刈りをしながら新米をいただきました。
2022年10月25日
稲刈り掛け干しをしている隣では昼食のためのご飯を羽釜で炊きました。新米を羽釜で食べる贅沢はたまらんかったです!稲刈りを手伝ってくれた皆んなで2升を平げました。
